読書と入試問題の違い

 当グループのホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます、国語専門家庭教師の「長島アカデミア」を主宰している長島です。初めてのブログ投稿となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 我々は、受験生が理解できる文章は入試で出題されないと考えております。もし理解できる文章を出してしまったら、全受験者が高得点となってしまい、入試として成り立たなくなってしまうからです。そうであるならば、受験者サイドは理解できない中でうまく立ち振る舞う術を学んでいかなくてはなりません。
※なお、その術の一例をこちらの動画でご紹介しておりますので、よろしければご視聴ください。

 この入試問題との向き合い方は、読書とかなりギャップがあると思います。人間は読書をする際、自分の理解の及ぶ範囲のところに注目し「興味深い」・「考え方が合わない」などと思うのであり、理解の及ばない部分は読み飛ばしているそうです。そうなると、受験生は入試で出題される文章の大部分を読み飛ばしてしまうことになります。だからこそ、動画でご紹介しているような「解き方」に基づいて、答えにあたるところを探っていくという対処が必要になるのだと思います。

 よく「読書は好きだが、国語の成績が安定しない」という相談をいただきますが、それに対する答えがここにあります。読書と入試問題を解くという営みには、かなり大きな違いがあるのです。もちろん、読書経験を積むことで、読み飛ばす範囲が少なくなるという効果はあるのでしょう。ただ、入試で出てくるのは、大人でさえ苦労するレベルの文章ですから、その効能も焼け石に水です。

 我々の指導に一回触れただけで、「入試の国語」に対する世界観が変わり、成績を一気に伸ばしてくれる方もいらっしゃいます。もちろん、時間がかかる方もいらっしゃいますが、まずは一度、これまでとは全く異なる我々の指導スタイルをお試しいただければ幸いです。


この記事は長島アカデミア代表の長島が担当いたしました。



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